結納のお返しはどれぐらいが常識?

結納のお返しをどれぐらいすればよいかで、迷われる方も多いのではないでしょうか。ここでは、結納返しの具体的な金額について説明します。半返しなどという地域もあるようですが、1割を袴料として包むのが一般的のようです。

結納を返す時の結納品としては、男性側の結納と色違いの青・緑系統の結納飾りを女性側が購入して、結納返しとする方が多いようです。ただし、ホテルなどでは紅白での結納返しを提案している所もあります。

結納返しが指輪だけの場合、どんなものをお返しするかですが、一般には時計・背広などが多いようです。最近では、あらかじめ男性の希望を聞き、希望にあった品を送る方が多いようです。御礼の心を形に表わすのが結納返しなので、予算に合ったものであれば、何でも構わないでしょう。

結納の時の服装について次に説明します。結納の時の服装は、やはり相手に対して失礼のない服装がふさわしいでしょう。基本的には、男性側は一応お願いに行く立場になるので、丁寧な格好をするにこした事はなさそうです。一般的服装としては、正装なら仲人の方(男性)とお父様は紋付袴やモーニング。

仲人(女性)とお母様は留袖、本人(男性)は略礼服、本人(女性)は振袖というのが一般的です。略装なら、仲人の方(男性)とお父様は略礼服。仲人(女性)とお母様は訪問着、付下げ、色無地、本人(男性)はダークスーツ、本人(女性)は訪問着、ワンピースというのが一般的です。

結納の服装での注意点をあげるなら、お父さまは、できるだけ丁寧にするのがふさわしく、略礼服でもブラッフフォーマルを着用するといいでしょう。本人は礼服でなくてもいいのですが、紺やグレーなどダークスーツなどがふさわしいでしょう。

略礼服の際は、靴下も黒を使用すること。ネクタイは、白地です。白地に近いシルバーグレーなどでもokです。ダークスーツのシャツは白もしくは白に近いもの。ネクタイは派手なものは避けましょう。靴は、紐のついたものが正式です。

女性の場合、着物かどうかで迷う方がいるのですが、相手が着物なら合わせた方がいいでしょう。洋服の場合、ダークスーツなどがふさわしいのですが、季節によっては、清潔感のあるワンピースなどもいいでしょう。