結納ってどうやってするの?

結納のやり方は、各地でさまざまな特色があるようです。そのため、結納品を購入する時は、相手の地域の常識を聞き取り入れることも大切です。結納をすることになったら、相手の意向をまず聞くことが大切です。

結納飾りは、結納にはつきものの品です。略式結納の場合は違いますが、この結納飾りは、結納金の額には関係しないのが今風です。これも、相手の地域などによって、非常に違ってきますので一概にはいえないようです。

結納は、基本的には男性側が主導して行うものです。もちろん、地域性なども考え、お互いの立場も十分に理解し、相手への気配りも忘れずに結納を行うのが良いでしょう。主導するのと一方的に進めるのとでは違うことを覚えておいてください。

結納飾りは、最低限のルールが守られていれば多少のアレンジは大丈夫です。 基本的に結納は紅白が基本ですが、ある色に思い入れがある方や、季節に合わせた色合いの結納飾りへのアレンジをする方もいらっしゃいます。

結納の意味は結婚という2人の出逢いにより、縁会って両家の結びつきが始まりますよと言う意味合いが大きいものです。結納は、婚約するという意味でもあると思うので、婚約指輪を一緒に相手にわたしましょう。婚約指輪はダイヤモンドというのが、最近では常識のようになってきていますが、実は決まりはありません。もちろん彼女の希望で誕生石などにする方もいます。ただ婚約指輪としては、圧倒的にダイヤモンドが人気のようです。

なぜダイヤモンドが人気かというと、ダイヤモンドの永遠性、純粋な輝きといったイメージが結納や結婚のイメージと重なるからでしょう。本当は結納の記念品は基本的に何でもいいのですが、消耗品ではなく一生使えるものを選ぶという事だけは守られた方がいいでしょう。そういう意味で、結納の品にパールのネックレスなどを選ぶ方も少なくありません。パールのネックレスとイヤリングがセットになったものなども人気です。

結納について気になるのが結納金を現金にするかどうかです。給料などが銀行振込になり、カード時代になって、現金を扱うのにあまり慣れていない時代のせいか、銀行振り込みを希望する方もいます。ただ、何のために結納という儀式をするかという事を考えると、やはり銀行振り込みで結納金を払うのは、味気ないきがしますので、避けたほうがいいのではないでしょうか。